わたしのありか。(2000.11.7 wrote)
ブランド名 | JANIS/ivory | ジャンル | 恋愛ADV |
発売日 | 2000年10月27日(発売中) | 進行度 | ?% |
価格 | 8,800円(購入価格 6,780円 税別) | プレイ時間 | 10時間程度 |
購入動機 | 『東京九龍』が好きだったので、シナリオ・原画ともに同じ(まりのあや/目黒三吉)この作品を外すわけには行きません。 | ||
動作環境など | □ CD-ROM2枚組 □ Windows95/98 □ Pentium166Mhz(MMX200Mhz以上推奨) □ メモリ32MB以上(48MB以上推奨) □ ディスプレイ 640×480/ハイカラー以上 □ サウンド PCM音源 □ CD-ROM 4倍速/8倍速以上推奨 □ BGM・効果音・音声あり □ インストール 最小400MB 標準700MB 付記:DirextX7以上必須、修正ファイルあり(2000.11.5)。 | ||
ゲーム概要 |
世の中の全てが退屈で、どんな希望も生きがいも見出せない主人公に、突然非現実的な死の気配が訪れる。そんな彼が手術台の上でまさに死を迎えようとしたその瞬間、頭の中に突然飛び込んできたもの。それは、天使のような微笑みで悪魔のような言葉を囁く、羽の生えた少女の姿だった。彼は一時の快楽と引き換えに生命を得るのか、それとも…。 |
||
感想 |
インプレっす。適当なことを書いているかも知れないので鵜呑みにしないように。随時、追加・修正していきますので。 インストール。「カスタム」って何かなっと選択してみるといきなり何の断りも無くファイルのコピー開始。マニュアルを見ると「カスタムと標準は同じ」と書いてあるのですが、普通なにごとかと思います。さすがアイボリー、ツカミはばっちりです。 それにしても時間が掛かるなと思って確認してみたら900MBちょいありますな。私は未だにFAT16なのでそのせいでしょうか。あと細かいファイルがたくさんあるのか。まあ、人によっては1GBほど見ておかないといけないかも知れません。 ささやかな不安を感じながら起動…出来ません。これ、DirextX7以上必須らしいのですが、私のマシンには確か6までしか入れていないのです。オッケーっす、仕方ないのでインストールしましょう。そんなこんなで無事起動。ああ良かった。 それと、ゲームディスクはインストールに使ったドライブに関わらず一番若いラベルに入れておかないとゲーム途中で音声が出なくなるようです。またHDDに「voice」の中身をそのまま放り込んでやればそこから読みこんでくれるようですね。 システムは必要最小限揃ってる感じですね。えーと、右クリックで出てくるメニューが「メッセージスキップ」「テキスト巻き戻し」「ウィンドウ消去」「SAVE」「LOAD」「オプション」「タイトルに戻る」「終了」、「オプション」の内訳は「メッセージ速度:普通/速い」「画面演出:あり/なし」「全画面表示:オン/オフ」「ボイス:あり/なし」「BGM:あり/なし」「効果音:あり/なし」。 メッセージは画面下に出るタイプで最大4行表示、きっちり全部使われると92文字程度。きちんと段落ちしてます。使用フォントが選べないのはちょっと不満。だいぶ印象変わるからね。キーボード操作はスペースでウィンドゥ消去・Ctrlでスキップ。マニュアルには逆に書いてありますが。セーブは15+1可能。1回のプレイにはこれくらいで充分ってことかな。 ゲームデザイン。コマンド選択式のアドベンチャーゲーム。MAP移動しながらシナリオを進めていき、イベントを起こして好感度・フラグを満たせばハッピーエンドって感じのゲームらしいです。こう書かれるとだいたい想像は付きますよね。 添付readmeの内容。「CD-ROM無しでも起動可能、但し音声が出ない場合あり。これはインストール先と元のドライブに音声ファイルがない場合の対応であり不具合ではない」「難易度は比較的高め。マニュアルに記載されているヒントを参考に」「おまけ:サファー時計」、サファーって岩城さん(唯子・フェイ)なんだよ、知ってる人はこちらも想像付くよね(笑)。 原画/CG。目黒三吉さんの絵って私は好きなんですが、ちょっと癖はあるので苦手な方は苦手かも。メーカーサイトでご確認を。塗りはまあまあ、背景が丁寧で良い感じ。表情変化は豊かで見ていて飽きません。切り替え速度は微妙にタルいかも。もうちょっとだけ早めのほうが良いなあ。あとこれは文字表示の話だけど、会話文と地の文のメッセージ速度を変えたりするのって難しいのかな。読み手側としては会話文より地の文の方が早く流れた方が快適だと思うんだけど。 音楽。こちらも悪くは無いです。JANISのサイトで公開されていた主題歌なども聴いてるけど、いきなり切りたくなるようなことは全くありません。ちょっとノイジーなのが気になるけどサウンドカードの問題かな。何しろだいぶ前のSBですからね。 音声。アイボリー作品では聞きなれた声優さんがいらっしゃることで既作品のイメージを若干引きずるところはあります。私は適当に忘れているのでそれほど気になりませんでした。ただ真雪さん(とらハ2)は流石に引きずってるかも。皆さんお上手だと思いますし、いわゆる「下手」って方はいらっしゃらないのではと思います。これ、いくつか抜けてるのかな。 テキスト。「・・・」(<ウィンドウズだと違いが良く分からないけどね)がちょっと気になる。やっぱ「…」使ってくれたほうが良いと思うんだけど、もしかして出せないとか? 会話のテンポは良いし地の文も普通に読めるし何の問題も無いんですが。いわゆる恋愛アドベンチャーゲームとしては文章量は多い方かも知れません。 バグ。私は悲しくなりました。まともな商品売ってくださいよアイボリーさん。ほんとにもったいないと思うのですが…。 #11月5日、JANISのサイトにパッチが出ました。ファイルサイズは1.1MB。修正点は、「OPENINGデモに関するバグの修正」「立ちキャラの表示に関するバグの修正」「文章中のテキスト表現とCGの表示の不一致の修正」など。 18禁度。かなりエロエロです。特に声が良いのは「東京九龍」と同様、シチュエーチョンも燃えます。さすがですね(笑)。 登場人物。 サファー:自称10万14歳。主人公の心の中に共棲する少女。声は岩城さんですね。…いや、実に良い味です(笑)。 萌葱(もえぎ):主人公と同居している従姉妹。大人しくて心配性。髪は赤くて妹さん系、「お兄ちゃん」キャラですな。 希更(きさら):主人公の隣の病室に長いこと入院している無口な少女。ぺこぺこ。 恵子:入院先の担当看護婦。勤務中は白衣の天使だが? 藤澤さん。キャラクター的には一押しっぽいっすね(笑)。 ありす:同級生。クールでミステリアスな雰囲気の持ち主。ちきちき症候群。じゃなくて、大きくならない人らしい。アリア? 環:家庭教師の教え子。おっとりでぽよよんな性格。西村さん。 睦美:環の母親。おだやかな性格の未亡人。鳥居さん。 総評。せめて1回クリアしてから。ちょっと雰囲気が暗めの恋愛アドベンチャーかな(死にそこなったって設定があるし)。 パッチ前バージョンで「北園ありす」クリア。ラストシーンは少しとってつけたような印象を受けましたが、途中経過はかなり良いです。イベントが少なめでキャラ立ちが弱いためか主人公といきなり仲が良くなったような感じがしますね。特に終盤はちょっとあんまりかも。キャラ的には気に入ったのでもったいないなあと思いました。ぼちぼち進めていきます。 |
||
総評 | やはりバグはありましたか。遊んでいてかなり質の良さを感じさせられますが、「パッチ必須」なんて論外。残念です。 | ||
客観評価 | 30点 | 主観評価 | 60点 |
18禁度数 | 60点 | お気に入り | 恵子・ありす(暫定) |