SEVEN（1999.11.28 wrote）
| ブランド名 | Types | ジャンル | ノベルタイプ恋愛ＡＤＶ |
| 発売日 | 1999年4月16日（発売中） | 進行度 | 100％ |
| 価格 | 8,800円（購入価格 6,580円 税別） | プレイ時間 | 12〜15時間 |
| 購入動機 | 「いちょうの舞う頃」を出したTypesの２作目ということで購入しました。 | ||
| 動作環境など | □ CD-ROM1枚（ディスクが取り出しやすい） □ Windows95・98 □ Pentium133MHz以上（166MHz以上推奨） □ メモリ32MB以上 □ ディスプレイ 640×480ドット以上の解像度・フルカラー表示 □ サウンド CD-DA・WAVEファイルが再生可能で４倍速以上 □ BGM・効果音・音声なし □ フルスクリーンのみ □ インストール 100MB以上（実際は150MB以上必要） 付記：初回特製ポップ付き・VRAMは4MB以上あった方が良いような気がするなあ…。 | ||
| ゲーム概要 |
題材は「1999年7の月」。「悪しき神の復活を阻止するためにやってきた女神」ってことである日突然女の子が空から落ちてきます。登場人物は女性5人に男性2人（教師と同級生）。あと「バレバレなんとちゃうか？」と思いましたが「仮面の巫女」ってのが敵方に出てきます。 |
||
| 感想 |
このゲーム、何と「すごろく」方式で話が進んで行き、途中に「カードバトル」が入るのですが、この「すごろく」の場面でセーブすると元の画面に帰ってくるのが私の環境では非常に遅かったです（その後アップデートパッチが出ました）。環境の貧弱さが原因かとも思いますが、メーカーサイトの掲示板でも「遅い」って書き込みが見られましたのでどういうものかは良く分かりません。速いマシン使ってる方だと大丈夫なのかも。この「すごろく」、ある程度慣れると目押しは簡単なんですが、面倒ではあるしちょっとうっとうしくも感じるので全体としてはマイナス評価でしょうか。「カードバトル」も初めは多少考えましたが戦略が単純なので（基本的に力押し）、何回かやってると飽きが来てしまいました。 前作「いちょうの舞う頃」と同じく、原画はわがすりあ狂介氏、シナリオは林ふみと氏、音楽は西野尚利氏と言うことで期待もあり、プレイを始めた当初は前作「いちょうの舞う頃」よりも良くなっていそうな感じがしましたが、進めて行くにつれて全体的な評価は悪くなってしまいました。主な原因はメインシナリオが２つしかないこと（ちょっと寂しい）、その割には内容が薄いこと、展開に無理があることなど。特に桜子シナリオがちょっと…。「いちょうの舞う頃」は気に入ったけどこれは様子見していると言う方には「悪くなさそうなので買い」と言いたいところなんですが、正直なところちょっとお勧めはしにくいですね。全体的なクオリティは低くはないと思いますが、ストーリーを進めるために不可避な「すごろく」が例え目押しが出来るとは言え「ランダム・運任せ」なシステムを思わせる要素になっていることは否定できませんし、シナリオも薄め。雰囲気や設定、世界観は良いと思えるだけに惜しいところです。 |
||
| 総評 | 恋愛ノベルとしてはシナリオに難あり。音楽はやはり良いのでこの点は買い。 | ||
| 客観評価 | 50点 | 主観評価 | 40点 |
| 18禁度数 | 10点 | お気に入り | 桜子 |