犠母妹〜背徳の狂宴〜（2001.6.24 wrote）
| ブランド名 | SELEN | ジャンル | 陵辱調教SLG＋ADV |
| 発売日 | 2001年6月15日（発売中） | 進行度 | 80％ |
| 価格 | 8,800円 | プレイ時間 | 5時間程度 |
| 購入動機 | 妹キャラはちょっと苦手だけどこれならＯＫ。ちゃんと前作も買ってますが、SELENにお布施を払いました(笑)。 | ||
| 動作環境など | □ CD-ROM2枚組 □ Windows95/98/2000/Me □ Pentium166MMX以上 □ メモリ32MB以上（64MB以上推奨） □ ディスプレイ 640×480/フルカラー以上 □ CD-ROM 8倍速以上 □ BGM・音声あり（フルボイス・女性のみ） □ HDD 350MB以上 □ 付記：Windows/MacintoshハイブリッドCD-ROM・I'veによる主題歌＋リミックスを計4曲収録。 | ||
| ゲーム概要 |
概要は、メーカーサイトの紹介を参考にさせていただきました。詳しくは「Selen WEB SITE」をご覧ください。m(_ _)m 名画「渇望の朝」の作者が他界、残されたのは実子の若尾恭介、後妻の若尾恵、その娘・悠奈。全財産を相続することになった恭介は不仲だった恵との絶縁を謀るが、恵は若尾家を出て行くことを拒み恭介に提案する。「自分たちを家に置いてくれるなら、悠奈を好きにしても良い」と。恭介はその提案を受け入れる。一方、二人の変化に恋人である鮎風芹夏は違和感を感じ始めた。それぞれの思惑が絡み合い、恭介と悠奈はさまざまな結末を迎えることに…。（犠妹） 悠奈も次第に被虐の快楽に目覚めはじめ、とうとう恭介を兄ではなく自分の主人だと認識するまでの奴隷へと堕ちてしまった。もはや悠奈という存在は恵が若尾家に留まる理由として機能しなくなり、恭介は改めて恵に退去を迫る。目的も果たせない上、娘も奪われてしまうといった最悪の結末を迎え、絶望する恵。 そんな恵に恭介は最後の提案をする。「あなたがこの家に残るための方法が一つだけある。それは自らも犠牲になり、その肉体を俺に差し出すことだ」。娘を犠牲にした良心の呵責と、真実を欲する己の欲望。恵は恭介の提案に頷くしかなかった。その日から恭介は、熟れた恵の肉体へ調教を施しはじめた。嫌々恭介に身体を開く恵。その心労は、本業にも影響し、仕事場でのミスが多くなっていた。そんな恵の変化に、恵が経営するギャラリーのスタッフの一人が気づいた。アルバイトでギャラリーに勤めている美術短大生の美坂那久瑠（みさかなくる）。ある日ギャラリーで調教されている恵の姿を目撃してしまったのだ。 しかしその場で見つかってしまった那久瑠は、恭介に襲われてしまう。それをネタに脅迫され、那久瑠は恵ともども恭介の肉奴隷として調教を受けることになった。関係ない那久瑠までも巻き込んでしまった、恵の良心の呵責。憧れの存在であった恵の痴態を見せ付けられ、自らも痴態を晒す那久瑠。悠奈を巧みに操りながら、二人をそれぞれ肉奴隷への階段を着実に歩ませていく恭介。若尾家の三人と那久瑠が織り成す、恥虐の宴はどんな終焉を迎えるのか…（犠母）。 |
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| 感想 |
ゲーム内容についてはたいへん詳しい紹介が「Selen WEB SITE」にありますので、そちらも併せてご覧ください。 前作（「犠妹〜背徳の契り〜」）はプレイ済みですので、主に「犠母〜背徳の狂宴〜」についてのコメントになります。 発売後、わずか1ヶ月で回収された前作（「犠妹〜背徳の契り〜」）に新たなシナリオを追加、「犠母妹〜背徳の狂宴〜」として発売された作品（扱いとしては別のゲーム）。義母である「若尾恵」と「美坂那久瑠」を主人公の恭介がターゲットにする２人調教ＳＬＧで、メッセージ読み返し【ホイールマウス（ＷＩＮ９５不可）・キーボード対応】・ボイスリピート（いつでも音声が聞き返せます）・Ｗｉｎｄｏｗｓ２０００対応フルスクリーンなど、システム面を強化。ＣＤ−ＲＯＭ版・ＤＶＤ−ＲＯＭ版が同時発売され、後者はＤＶＤレスプレイに対応、「犠妹ハイクオリティボイス」・「犠母ハイクオリティボイス」収録。ゲーム性を高める要素として、従来のコマンドマトリクスには「シークレット・マトリックス」システムが採用されています。 登場人物。 ○若尾恵（わかおめぐみ）。主人公・恭介の義母。口数が少なく、寡黙で冷然とした性格。画家である恭介の父、若尾和馬のパトロンとしてもパートナーを努めていた。 ○若尾悠奈（わかおゆうな）。恭介の義理の妹。母親である恵の女手一つで育ったせいか、自分が我慢して他人に迷惑をかけないという自覚を常に持っている。 ○美坂那久瑠（みさかなくる）。若尾恵の経営するギャラリー・テンパランスでアルバイトをしている美術短大生。大人しく、どちらかと言うと地味で目立たない性格と雰囲気。自分と相反する恵の生き方に強く憧れている。 システム。たいへん使いやすくて文句なし。内部処理も変わったようですが、少し軽くなったかな？ おそらくほとんどの人が、プレイしていて機能面でイライラさせられることは無いでしょう。 グラフィック。原画・塗りともに高水準で不満ありません。しかし多少の癖はあるかと思うので、メーカーサイトで確認を。 音声。エロエロっす。もう何も出ません。新キャラの「美坂那久瑠」は、「若尾悠奈」と同じ方が声を当てられています。 シナリオ。上記概要通りですが、進行上の説得力もあって宜しいのではないかと。「矢獲」さん監修と言うこともあってかテキストは読みやすく官能的。読んでいてすぐにそれと分かる誤記がいくつか見られたのはささやかなマイナス。 総評。ふにゃ〜、恵さん良いですわ。新キャラの那久瑠さんもメガネっ娘でたいへん宜しいです(笑)。前作「犠妹〜背徳の契り〜」を買っている人が気になるのは新規追加された「犠母〜背徳の狂宴〜」だと思いますが、さすがにボリュームは落ちてますね。シンプルなＳＬＧにアレンジされて、グッドエンディングを見るための難易度も低めです。ただ面倒ではあるので、頭を全く使いたくないって方には勧められないでしょう。前作をコンプリートした私としては値段的に高めだったかなと思うものの、「犠母」部分の出来が良かったので満足していますし、当たりだったと思います。欲を言えば、３，０００円程度で別売してくれると有り難かったのですが、メーカーさんも色々と大変だったようなのでこれは仕方ないでしょう。既存ユーザーへの優待販売があまり魅力的ではなかったのもその辺が関係しているんじゃないでしょうか。新規ユーザーで、絵柄や内容などに興味を惹かれる方なら買って損は無いと思います。わがままな１ユーザーとしては、今までと全く同じシステムだと飽きがくるので、次回作ではまた趣向を凝らして楽しませて頂きたいところですね。 |
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| 総評 | シンプルで直感的に分かりやすい操作、エロエロで難易度も低め（但し面倒）。抜群の安定感と遊びやすさが印象的。 | ||
| 客観評価 | 85点 | 主観評価 | 85点 |
| 18禁度数 | 90点 | お気に入り | 若尾恵・美坂那久瑠 |